同型でプラスチックとシリコンだと何が違うの?
- 2024.01.08
- ANEROS アネロス製品
- シリコン, プラスチック

「MGXトライデント」と「MGXシントライデント」
「ヒリックストライデント」と「ヒリックスシントライデント」
「ユーホートライデント」と「ユーホーシントライデント」
…等、アネロスには同じ形で素材の違うアイテムがありますよね。
(素材:プラスチックとシリコン)
「同じ形なのに何か違うの?」と質問されることがあるのですが、かなり違いがあります!
それぞれの違いについて解説していきますね。
(※キャンペーンモデルで限定品の「BLUE」はそれぞれの「シン」タイプと同様とお考えください)

ANEROS TRIDENT HELIX SYN BLUE
1・同じ形の素材違いって何が違うの?
トライデントシリーズの3つの機種はプラスチックとシリコンのものがありますが、それぞれ形状は一緒です。
違いは「素材」ですね。
素材が違うと変わる点は主に下記の三点です!
・感触
触り心地が違いますので、挿入時の当たり心地が変わります。
基本的にはシリコンの「シン」タイプの方が優しいと感じる人が多いです。
ただし、中にプラスチックのフレームが入っていますので、ぐにゃぐにゃと曲がるようなすごく柔らかい感触ではないですね。
・重さ
同じサイズのアイテムでも素材が変わると、重さが異なります。
プラスチック製のアイテムの方がやや重さがありますね。
重みにより動きが少々変わり、刺激の傾向に影響が出ることが多いです。
・アバットメントの硬さ
プラスチック製のアネロスはアバットメントが硬くできています。
シリコン製の「シン」シリーズは基本的に柔らかく、少ししなって曲がる程度の硬さです。
会陰への食い込みが気になる場合は、当たり心地が柔らかいほうがラクだと感じる人もいます。
もちろん硬い感触の方が好きな人もいますね。
2・素材が違うとどんな影響があるの?
・感触の好み
感触がやさしいほうが好きな人もいますし、硬質な当たり心地が好きな人もいます。
使っている道具が物足りないと感じる時はプラスチックの機種へ、強すぎると感じる時はシリコンの機種へ変更するのもおすすめです。
アネロス ユーホー・シン トライデント
・動きやすさ
素材が変わるとローションの乘り方や、擦れ具合が変わってきます。
結果、動きのスムーズさに影響します。
重さも影響しやすいです。
軽い方が動きやすいと感じる人もいますし、重みがあるほうが自重で滑ることにより動きやすいと感じることもありますね。
Aneros Trident Series Maximus(2024年1月現在「マキシマストライデント」にシリコン素材の別機種はありません。限定品の「BLUE」が存在していましたが、限定販売につき終了しています。そのうち通常商品として復活してくれないかな~と期待しておりますが…)
・角度の鋭さ
アバットメントの硬さが異なるので角度に影響が出やすい。
シリコン素材の方が角度が甘くなりやすく、その結果として刺激がマイルドになりやすいですね。

3・プラスチックは強い。シリコンは弱い…って本当?
一般的にはプラスチックの方が刺激が強く、シリコンだと刺激を弱く感じやすいです。
ただし、その状態が逆転する場合もあります。
各素材の特徴により「感じ方が」が変わるのですが、同じような感触への変化であっても人によってそれらをどう受け取るか…も変わります。
・好みの刺激の時
好み→しっかりと刺激を感じ取れる…ということもよくありますので、好みの刺激になったときにその感触を「強い」と表現する人もいます。
・苦手な刺激の時
苦手→苦手な刺激になることで、それを「強い(強すぎる)」と表現する人もいますね。
基本的にはプラスチックのほうが素材が硬い分、強く感じることが多いです。
ですが単純に「この素材だから強い」ということはなく、人により「どのように感じるか」が変わります。
・ローションの違いによる変化
シリコン製品にシリコンオイルなどを使用できないことにより、ローションを変更したことで「いつもと違う刺激」になってしまう…ということはありえます。
例えば「MGXトライデント(プラスチック)」をシリコンオイルで使用して気に入っていた人にとって、「MGXシントライデント(シリコン)」を使用する時に普段と同じ潤滑剤が使えないため、選んだローション類との組み合わせにより好みから離れる結果となった場合…。
今までと滑り方や感触が異なり、「引っ掛かり」や「強さ」を感じるようになることもあります。
結果としてその人にとっての体感は『「MGXシントライデント(シリコン)」は「MGXトライデント(プラスチック)」より強い』となる可能性がありますよね。
▼「シリコンオイル系のローション」は「ほぼ油!」みたいな感触のやつです。

アストログライドX
★・まとめ
・シリコンとプラスチックの同型の製品は、表面の感触だけでなく、角度なども変わることがある。
・基本的にはシリコンのほうが刺激が弱く、プラスチックのほうが強く感じる人のほうが多い。
・ただし場合により、逆に感じることがある。
「皆が言っている感覚と自分の感覚が違うかも?」と思ったら「逆」に考えてみるのも役に立つかもしれませんね。
(※「ヒリックスシンV」は名前に「シン」がついていますが、プラスチックの「ヒリックストライデント「やシリコンの「ヒリックスシントライデント」とはサイズがまったく異なります)


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